みなさんこんにちは。
ZENGAKUのNです。
30度超えの日々が続いています。
事務所スタッフも半袖になっています。
現場作業もなかなかしんどい気候です。
…梅雨入りはいつなのでしょう?
さて。
今日はTwitterで情報発信をしているお寺さんのお話です。
とても興味深いお話が聞けましたのでご紹介します。
コロナ禍で映画館や劇場などは、営業自粛を余儀なくされています。
そんな中惜しまれつつ2021年5月20日に閉館した映画館があります。
それがアップリンク渋谷という映画館。
とても小さな映画館ですが、熱狂的なファンが多いことでも有名なミニシアターです。
そのアップリンク渋谷は、劇場で使用されていた椅子のフリーマーケットを開催しました。
その椅子を購入されたのが、神木山等覚院の副住職の中島さんです。
お寺での上映会をしたいとのTwitterを拝見し、取材させていただきました。
多摩区に隣接する宮前区神木本町にある等覚院さん。
地元ではつつじ寺として親しまれており、春には見物客でにぎわいます。アップリンク渋谷の椅子を購入された経緯を伺うと、おもしろいお話を聞くことができました。
中島副住職さんは、高校時代に自主製作映画を作られたり、映像関係のお勉強をしていたそうです。
20代にはアップリンク渋谷に足しげく通い、あの雰囲気の中で様々な映画に触れ合ってきたと言います。
シネコンにはない、自分の感性にピンとくる映画がアップリンクでは上映されていることが多かった。
行けば何かしら見たいと思える作品に出会うことができた。
独特の劇場なので、作品を見始めて寝落ちしてしまうことも思い出です。
最近はお寺のお仕事もあり足が遠のいていてしまったけど、思い出が詰まっている場所ですね。
とのこと。
そしてこの度アップリンク渋谷が閉館となってしまうことを知り、通うことで支援できなかったことを悔やんでいたそうです。
そんな中見つけた椅子のフリーマーケット。
中島副住職は7脚の椅子を購入し、ご自身でお寺に運びました。
さぁ。
映画館から来た椅子と、お寺。
どんな計画があるのか聞いてみました。
色々な計画に思いを馳せているそうです。
まずはこちらの広間での映画の上映。
床の間にスクリーンを設けて、畳で見るというのも良さそうです。
そして驚いたのが。
こちらの山門にスクリーンを設置して、階段に座ってみんなで見る。
というお話。
夏の夜に人々が集まって、お寺の門に設置されたスクリーンで映像を楽しむ。
想像するだけでワクワクしてきます。
広間の天井をスクリーンにしてこども座禅会の時に寝転がって映画を見る。
8時間ほどの睡眠音楽を作曲した音楽家を招いて、アップリンク渋谷の椅子に座って寝落ちを楽しむ音楽会を開く。
イメージや計画がたくさん思い浮かんで大変だと笑っておられました。
お話を伺っているうちに、こちらも楽しくなってしまい色々とお話が弾んでしまいました。
夏の夜にお寺で夕涼みをすることで、地域の人が気軽に遊びに行ける、より開かれた交流の場になるといいなと思いました。
その際には是非とも弊社で色々とお手伝いをしたいです。
引越し屋さんですので、体力のある男性スタッフがたくさんいますのでね笑
このご縁を大切にしていければと思っています。
神木山 等覚院
神奈川県川崎市宮前区神木本町 1-8-1
(電話)044-866-4573